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Louis Poulsen 日常を照らすデンマークの灯り

日常を照らすデンマークの灯り
Louis Poulsen / ルイスポールセン

夏の暑さも少しずつ和らぎ、秋の訪れを感じ始めるこの頃。日も早く落ちて薄暗い時間が長くなると、灯りの使い方によって、お家の快適さが大きく左右されます。夕暮れから夜眠りにつくまで、あなたの周りをデンマークの美しい光で満たしてみませんか
  • ルイスポールセンの照明デザイン

    1874年創業のルイスポールセンは、北欧デンマークが世界に誇る照明ブランド。「光をかたちづくる」というデサイン手法に基づき、シンプルで機能的な製品を創造し続けています。

    ルイスポールセンの照明デザイン


    光として質が高く、視覚的にも美しい製品を生みだす情熱的なクラフツマンシップ。それがルイスポールセンの特徴なのです。今回はルイスポールセンの製品とともに、光の取り入れ方をご紹介します。

  • LIVING ROOM

    天井照明だけで部屋全体を均一に明るくするのは、メリハリや陰影がないインテリアになりがち。全体照明のほかに、ソファサイドのフロアランプや、シェルフトップにはテーブルランプなど、コーナーごとに光を溜めるようにデザインするのが重要です。

    LIVING ROOM


    特に家族がくつろぐためのリビングでは、ダウンライトやスポットライトなどのシャープな光を人に向けないこと。眩しい光が目に入り、照らされる人の表情も柔らかさを失ってしまいます。

    LIVING ROOM


    壁や物を柔らかい光のグラデーションで包み込むことで、表情も和らぎます。そして部屋の四隅を照らしてあげると、お部屋もぐっと広く見せることが出来ますよ。

  • DINING ROOM

    ダイニングは家族が集まり、料理と会話を楽しむ大切な場所。そのため照明は、テーブルサイズに合わせたシェードの大きさと、灯数選びがとても重要です。

    大きめのペンダントライトをひとつ置くのが主流ですが、6人以上着席できるワイドテーブルでは、両端が暗くなってしまいがち。そんな時はぜひ2~3灯の多灯使いを検討しましょう。全員の顔が明るく照らされれば、食卓も明るくなりますよ。

    DINING ROOM


    そしてダイニングでは、照明を設置する高さも重要なポイントです。高すぎては顔や手元が暗くなってしまい、低すぎては会話の邪魔に。そこで最適と言われているのが、テーブルトップから灯具の一番下までの高さが60~80cmです。照明のコード長を加工する際には、その点を考えながら全長を指定して依頼しましょう。

    DINING ROOM

  • KITCHEN

    細かな作業が多いキッチントップでは、天井から照らすダウンライトのみだと、大事な手元が暗くなってしまうことも。そこでシェードに透過性のないテーブルライトや、ペンダントライトの多灯使いでしっかり照らすのも大切です。

    KITCHEN

  • BED ROOM

    ベッドルームは眠るだけの部屋と思われがちですが、寝る前のリラックスタイムが過ごしやすければ、寝つきも良くなり、睡眠の質もグッとUPします。

    BED ROOM


    ポイントは明るすぎないことですが、眠る前にはベッドの上で本を読みたいこともありますよね。そんな時はトップライトを消して、枕元の明かりだけに絞りましょう。

    BED ROOM


    特にシェードは透過性のないものなど、光源が直接見えないデザインがおすすめ。目線より低い暖かい色味に包まれることで、穏やかな入眠を妨げません。

  • KIDS ROOM

    キッズルームで気をつけたいことは、お子様の目に負担の無い明るさをきちんと確保すること。絵本やお絵描きに夢中になると、子ども達は明るさが足りないことに気づきません。

    KIDS ROOM


    部屋全体を明るくするペンダントライト以外に、手元を照らすデスクライトをプラスで選んであげたいですね。色も可愛らしく、サイズも小さめなデザインなら、「自分用ライト」として大切に使ってくれるでしょう。

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