特集FEATURE
大切に使い続けたい 木製トレーの魅力
Beautiful wooden serving trays
-
板目でも柾目でもない独自の模様
MORI KOUGEIのトレーは定番の形とサイズ感でありながら、天面の加工が他とは異なります。薄くスライスした木材を円を描くように貼り合わせる突板加工により、不思議な模様が作り上げられています。また厚く重い無垢材とは違い、スライスしてあることで軽く、誰でも使いやすいトレーになっています。さらに木材のバリエーションが豊富で、それぞれ違った雰囲気を楽しめるのも魅力。中心から光線が出ているような独特の模様は、角度や照明によって表情が変わります。手に取ると思わず色んな方向から眺めてしまう美しさです。
左上:ホワイトシカモア 木目と垂直に交差する光沢模様
右上:ホワイトアッシュ ほんの少し黄色味のある白い色
左下:ケヤキ 日本を代表する木材で、黄色い色と明瞭な木目
右下:黒檀 半永久的な耐久性や光沢のある黒い木目には独特の雰囲気があり希少価値が高い -
計算された美しいフォルム
LegnoartのGarniトレーはシンプルで無駄のないデザインですが、特徴的なのはその薄さ。見た目はまるでプレースマットのように軽やかです。縁が高く深さのあるトレーは、お皿を持ったり置いたりしにくく少し食べづらさを感じますが、このトレーはその点も気になりません。木製のキッチン小物を作ることに特化したLegnoart。このトレーも職人が手作業で研磨して作りあげ、さらに縁は丁寧に塗装されています。縁の絶妙な立ち上がり、強度を損なわないギリギリの薄さなど、全てにこだわりデザインされています。
薄いことで家族分重ねても場所を取らず、ちょっとした隙間に収納しやすいのも魅力の一つ。メープルとウォールナット、お好みの種類をお選びください。 -
品のあるブナのトレー
最後に紹介するのはBUNACOのオーバルトレー。お茶とちょっとしたお菓子や甘味を乗せるのにちょうどいいサイズ感で、お客様のおもてなしにもぴったりです。半光沢のブラックに仕上げられたブナ材は木目を主張しすぎず、上品で落ち着いた雰囲気に。特徴的な縁のディテールは、1mm厚のテープ状にカットしたブナ材を巻きつけることでできる、BUNACO独自の製法です。
BUNACOはトレー以外にも茶托やボウルなどを展開しています。トレーと食器が同素材で揃うシリーズはなかなかありません。同じ製法で作られた食器を揃えることで、統一感のある食卓が完成します。トレーはものを運ぶ利便性だけでなく、食卓を美しく整える手助けをしてくれます。日常的にトレーを使っている方はもちろん、今まであまり使う機会がなかった方も、ぜひデザインと製法にこだわった木のトレーを使ってみませんか?