特集FEATURE
春の花に合わせる、おすすめのフラワーベース
Flower vase arrangements for spring
-
存在感のあるデザイン
ちょっと変わったデザインのフラワーベースは、いくつか集めてしつらえることで、他とは違う演出ができます。合わせる花は、個性的なものでもバランスが取れるので、ぜひ挑戦してみては。
使用した花:レースフラワー、ビバーナム
中央のRoundベースはぷっくりと膨らんだデザインが印象的なフラワーベースですが、上下が細くなっているので花を立てやすく便利です。パッと目をひくイエローが綺麗なTallベースは、春夏の草花の色合いにコーディネートしやすく、より空間を華やかにしてくれます。
-
広い空間には枝ものを飾って
玄関ホールや広めのリビングダイニングなど、ゆとりのある空間には、ぜひ背の高い枝ものを飾ってみましょう。さらに空間に奥行きが生まれ、枝木も映える印象的なインパクトを放ちます。
使用した枝木:ドウダンツツジ、アセビ
WMGのタワーキャンドルホルダーは、ガラスシリンダーに水を入れればフラワーベースとしても使える優れもの。
サイドボードなど花瓶を飾る場所がなくても、お部屋のデッドスペースなどにさっと置くだけで程よい高さも生まれ、とても使いやすいタワー型ベースです。
シンプルなガラスシリンダーは、安定感もバッチリで深さもしっかりとあります。そのためバランスの取りづらいボリュームのある枝葉でも、思い通りのアレンジが叶います。
-
窓辺にはささやかに一輪挿し
インパクトのある枝花とはメリハリをつけて、お気に入りの花をささやかに窓辺に飾る演出も欠かせません。
そんな時は、小さめの一輪挿しをいくつか用意して、高さ違いを組み合わせてリズム感のある小さな空間づくりをしてみましょう。
使用した花:フリージア、ホワイトスター
オレンジの色味と、丸みが優しい印象のTummyベース。春らしい鮮やかな草花が一段と映える、シンプルなデザインが特徴です。
もっと小さくて可愛らしい花瓶は、LSAのPosyミニベース。庭から摘んできたような花を、さり気なく飾るのにぴったりで、窓辺やパウダールームなどにおすすめです。また、花を飾るだけではなく、フラワーベースそのものが華やかさを演出することもあります。LSAのDAPPLEシリーズは、太陽光を浴びると、その光で美しいパターンを浮かび上がらせます。
使用した花:エリンジウム
大地や水、森の中を連想するアースカラーに仕上げられた色展開で、温かみのあるインテリアにぴったり。写真の小さい方はティーライトホルダーですが、コンパクトな花の一輪挿しにも向いています。
-
素材感も使い分ける
ガラス製だけではないフラワーベースも、使いこなしてみたいもの。でもどんな花を飾ったらいいかなと、ちょっとハードルが高く感じてしまうこともあります。
陶器や、ちょっとザラっとした質感のあるものは、和室や侘び寂びの雰囲気を演出したい時におすすめです。
使用した花:ワックスフラワー、リューココリネ
URBAN NATURE CULTUREのCaramboraベースとSpadaベースは、どちらもの土の素材感が強く、ガラスの瑞々しさとは異なった厳かなイメージを醸し出します。
クールな印象の草花と合わせやすく、フラワーベース自体に重厚感があるので、大胆な飾り方でも落ち着いた印象を与えてくれるでしょう。
日本では四季折々の花があり、変わるがわる美しく咲き続けます。そんな旬の花たちに合わせ、フラワーベースもたくさんの種類を揃えてみてはいかがでしょうか。