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素材で選ぶ 極上のフライパン

素材で選ぶ 極上のフライパン
How to choose the right cookware material

毎日使うキッチンアイテムの主力メンバーであるフライパンは、素材によって特徴が異なり、料理の仕上がりまで変わってきます。何を選べばよいのかわからない、そんな声にお応えし、フッ素樹脂・ステンレス・鉄のフライパンの違いをご紹介します。
  • くっつきにくいフッ素樹脂加工

    くっつきにくく汚れがすぐ落ちるフッ素樹脂加工は、日常使いによく選ばれるフライパンの素材です。

    CRISTELのノンスティックフライパンは、底面がステンレス、アルミ、ステンレスの三層構造。側面はステンレス一層で構成され、上から全体にフッ素樹脂加工が施されています。フライパン全体に均等に熱が伝わり、更にくっつきにくいので、一つあれば心強いアイテム。様々な料理を楽しむにはサイズ違いで揃えるのもいいでしょう。

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    また取っ手が取れるので、フライパンでありながらお皿のような感覚でサッと洗えます。シンクの中でハンドルが邪魔をして洗いにくいストレスもこれで解決。もちろん省スペースの収納にも長けています。ハンドルや蓋は全て別売りのため、自分好みに選ぶことができ、CRISTELのステンレス鍋「Lシリーズ」と兼用できます。

    朝食の定番である目玉焼きやベーコンも、くっつくことなくカリッとした焼き上がりに。調理後はスポンジでサッと擦れば汚れが落ちるので、忙しい朝にも大活躍します。

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    〈写真の商品〉
    ・CRISTEL ノンスティックフライパン 26cm
    ・ハンドル ムティネ ブラック

  • 表面の強さに優れたステンレス

    消耗品と言われるフライパンですが、ステンレス素材の強みは表面の耐久性です。

    HESTANナノボンドシリーズは、微小なチタン粒子をステンレスに結合させた「超高密度チタン層」で覆われ、ステンレススチールの4倍の硬さを実現しました。金属ヘラやステンレスのトングを使っても表面に傷がつきにくく、腐食や変色の不安もありません。

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    耐久性に加え熱伝導も優れているので、プロの料理人からも多大な支持を得ています。フライパンでじっくり焼いた旨みたっぷりのトマトやお肉料理は絶品です。

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    調理後についた表面の油膜や、うっかり焦げついてしまった際は、レモンや酢でお手入れを。フライパンにぬるま湯とレモン又は酢を少量入れ、数分置いておきます。その後はスポンジで軽く洗うだけでツルンと汚れが落ち、いつまでも新品のような輝きが保てます。

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    〈写真の商品〉
    ・トマトのポワレ:HESTAN ナノボンド 22cm
    ・骨付ロースト、お手入れシーン:HESTAN ナノボンド 28cm

  • 使い込むほど美味しくなる、育てる鉄

    鉄のフライパンは何度も使っていくうちに油が表面に馴染み、料理が美味しくなります。

    数ある鉄フライパンの中でも、turkは長きにわたり世界中で愛され続けているドイツの老舗ブランドです。使い込んで育てたturkで焼くお肉や野菜は、グッと甘みが出て感動的な美味しさに。turkで焼いたアスパラやニンジンの甘みの違いをお楽しみください。

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    「鉄は重さが気になる」そんな方には両手で持てるグリルパンがオススメ。調理後に食卓へサーブする時も、安定して運ぶ事ができます。また持ち手の長いフライパンに比べ、グリルパンは家庭用オーブンにも入るサイズ感。ローストチキンやアップルパイなど、オーブン料理も楽しめます。

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    〈写真の商品〉
    ・turk プレスグリルパン 28cm 深型

    使い始めは少し多めの油で野菜クズを炒め、焼き慣らしのメンテナンスをします。調理後は洗剤は使わず、ぬるま湯とタワシでゴシゴシ洗い、しっかりと水気を取ってから収納してください。丁寧にお手入れする事で、半永久的に使い続けられるのもturkの魅力です。

    毎日使うフライパンだからこそ、自分にあった素材を買い足しながら、様々な料理をお楽しみください。

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